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2009年07月13日(月)

バッカスマーシュ(Bacchus Marsh)の野菜マーケット [その他のお店]

オーストラリア大陸の東海岸に沿って,北はクイーンズランド北部のヨーク半島から南のヴィクトリアにかけて,「オーストラリアの背骨」に当たるGreat Dividing Rangeがざっと3,000km近く連なっています。この山脈の南西端は,一般的にはメルボルンの北東〜南東の丘陵地帯Eltham-Warrandyte-Mt.Dandenong-Belgraveを結んだ辺りだと言われています。でも,ヴィクトリア州がすっぽり入るぐらいの広域地図を見ると,地質的には,Great Dividing Rangeと同じ山脈の一部だったと思われる山塊がメルボルンの西側,奇岩で有名なGrampiansの辺りまで連なっていることに気づきます。

画像(175x126)・拡大画像(400x289)

25万分の1地図から抜粋。★印が,ちょうど下の写真の位置です。

また前置きが長くなりましたが(苦笑),メルボルンの西北西約50kmの所,Ballaratに向かうM8高速道路沿いにBacchus Marshというマチがあります。Bacchus Marshの"marsh"とは「湿地」という意味です。山麓部からはWerribee川とLerderderg川が流れ出て,地形的には谷と丘陵が複雑に入り組み,山地から流れてきた肥沃な土砂がBacchus Marshの周辺の湿地帯に,かつて堆積したわけです。
この辺りの道路や鉄道などの交通路は,西から東に向かって流れる何本もの河川と,それらが刻んだ谷と丘陵に沿って,東西方向に並行して配置されています。M8があって,川と谷があって,その上の丘陵地帯に鉄道が走っています。夕暮れ時の V Lineが空を切って走っていく様を見て,なんとなくノスタルジックな気持ちになるのは,「鉄分」の濃い(?)ワタシだけでしょうか?(笑)

画像(175x131)・拡大画像(400x300)

自然の恵みです。

それはさておき,こうした豊かな土壌は開拓移民達の目にもいち早くとまり,マチの歴史はオーストラリアの中では古い部類に属します。今ではBacchus Marsh一帯はメルボルンへの野菜供給基地として機能するほか,週末にはドライブのついでに道ばたに並ぶ野菜や果物の露店に立ち寄る観光客で賑わいます。お店はM8から一旦逸れて,マチのMain StreetであるThe Avenue of Honour沿いに並んでいます。週末は豊かな大地の恵みを探しにプラリと出かけるのもいいですネ。

Posted by Jun

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普段はあまり「オーストラリア」一色ではありません。本職は,大学で都市地理学とGIS(地理情報システム)を教えています。

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